2015年8月16日日曜日

第45回みなとこうべ海上花火大会レポート その2


神戸の夜空を彩る一万発の花火「みなとこうべ海上花火大会」
2015年8月8日 19:30~20:30 新港第 1 突堤


 心配した雨も上がり、神戸の夜空には 1 万発の花火が彩られました。花火が綺麗!花火の種類の多さにも驚き!!今回は、花火の種類で印象に残ったものを紹介していきたいと思います。


色の変化!


この写真の花火全て 1 つの同じ花火なのですが、赤→黄色→緑→白と色が変化しています!


円の花火だけじゃない!

この写真をみてみると、円になった花火の他に斜めの形になっているものや、上下にとんでいく花火など、様々な形の花火を組み合わせることによって見る人を飽きさせない工夫がたくさん施されているな~と思いました!

港に因んだ海の生き物達

この写真では少しわかりにくいかもしれないですが、これタコの花火なんです!赤の部分が体で青い部分が目なのかな?周りの声で「あれ、タコが墨はいているんじゃない?」という声が聞こえてきて、花火の微妙な差によって色々な見方ができて面白いな~と思いました。タコの他にはイカや魚の花火などがありました!港に因んだ海の生き物の花火なんてユニークで面白いですね!

変わった花火

海の生き物以外にも変わった形の花火がたくさんありました。これはハートの花火です! 3 か所からハートがたくさんうちあげられました。色は赤で統一せれていてとっても可愛い!会場からもたくさんの「可愛い~」の声が!

こちらはにこにこ顔の花火 

口の部分は赤色になっていてこだわりを感じます…。会場にも思わず笑い声が!

土星っぽい?花火

土星みたい、と写真を見て思いましたが、プログラム内容に指輪をモチーフにした花火があるということで、もしかしたらこれが指輪なのかもしれませんね。そう思うと緑がリングでピンクが石なような気がしてきました。
他にも写真には取れなかったのですが、星の花火などもありました!このような形の変わった花火は、特に子供が喜んでいたような気がします。大人だけではなく子供も楽しめるような花火の工夫、すごいです!

椰子

この花火は椰子(やし)という名前らしく、その由来は椰子の木のように広がるからだそうです。椰子の木というと夏っぽくて、花火の打ちあがる季節にピッタリですね。

錦冠菊

大きな花火がパアッと開いたと思ったら、下の方に垂れていき、しばらく夜空に残り続けました。このような花火は錦冠菊(にしきかんむろぎく)というらしく、柳みたいに垂れているようにも見えるため「しだれ柳」ともいうそうです。

ラストの花火

ラストは大きな花火がたくさん夜空に咲きました!金色でとても華やかで、会場もわぁっという声が一斉に溢れました。視界いっぱいに広がる花火はまさに壮観!先ほど紹介した錦冠菊がたくさん使われており、打ち上げられてからもじーんと余韻にひたっていました。やはりこの花火は夜空にしばらく残り続けるため一番印象が強かったです。


 花火が始まる前に新港第 1 突堤から神戸の街を撮りました。花火の光も綺麗でしたが、こちらの街の光も綺麗ですね~!建物の光もそうですが、海に反射してみえる街の光も素敵でした!

 みなとこうべ海上花火大会は、3年連続で来ています。行きも帰りもすごい人で、毎回疲れた~となりますが、それでも来年も行きたい。人が多くて大変でもまた行きたい!
 夏の暑い日の夜、縁もゆかりもないひとたちが港に集って、みんなで暮れなずむ夜空を見上げる。次々と爆音を響かせながら夜空を鮮やかに彩っては消えていく花火。みんなで「おぉ~!」と言ったり、拍手したり...。私はそんな会場の一体感が大好きです。 

取材:前田梨那