2017年2月6日月曜日

私も履いてる世界の「オニツカタイガー」


「神戸開港150年記念事業のパートナー企業」である株式会社アシックスに「みなと神戸広報応援団」がおじゃましていろいろなお話をお聞きしました。そして私の家族はみんなオニツカタイガーのスニーカーのファン!そう、毎日履いているのです。そこで、今回は「オニツカタイガー」について調べてみました。



 オニツカタイガーとは、1949年に鬼塚喜八郎が創業したスポーツシューズの会社のブランド名です。創業以来、バスケットボールシューズを皮切りに様々な競技のスポーツシューズを拡販していき、オリンピック日本代表のシューズなどを手がけるまでに成長しました。そのうえ、オニツカタイガーを履いた選手のオリンピックメダル獲得ラッシュもあり、世界に認められるブランドとして確固たる地位を築きます。
 その後オニツカ株式会社として上場を果たすなどしたのち、1977年に他社と経営統合し総合スポーツ用品メーカー「アシックス」が誕生しました。ここでオニツカタイガーのブランドは消滅。しかし、25年の時を経て、2002年にオニツカタイガーが復活。現在アジアを中心に海外で人気を博しています。


オニツカタイガーは海外で大人気!

 海外でも人気のオニツカタイガーですが、その理由について調べてみました。
 一つめは60~70年代のスリムでレトロなデザインです。色遣いがきれいですね。
  二つめは「オニツカタイガー」というミステリアスな名前です。
「オニツカ」は創業者の鬼塚喜八郎からとっていることが分かりますが、「タイガー」がなにから取られたものなのか疑問になり調べてみました。すると「強いから」というまさかの答えが返ってきました。
 オニツカタイガーは日本では古いブランドなだけに、不特定多数の相手に大々的に売り出すのではなく、もともとブランドを知っている消費者に売り出していたことを知り、その考え抜かれた戦略に大変驚きました。
 普段から身に着けているもの、身体を支えてくれている靴の歴史などを調べていくと、知らなかったことにたくさん出会えたり、もっとそのものに愛着が湧いたりしてとても良かったです。

取材 松井 千紘 

取材協力:株式会社アシックス