2017年2月6日月曜日

数字で読み解くアシックス

「神戸開港150年記念事業のパートナー企業」である株式会社アシックスに「みなと神戸広報応援団」がおじゃましていろいろなお話をお聞きしました。そこで今回はみんな「アシックス」は知ってるけれど、どんな会社?ということで、アシックスに関わる数字にこだわって調べてみました。

その1


これはアシックスの2015年度の売上。単位は「億円」です。
ということですが、とてつもない金額であるぐらいしか分かりません。そこで、大手スポーツ用品メーカーと比べてみました。2位のミズノに比べると倍以上。国内ではトップ。
 では世界的にはどうでしょうか。「Apparel Business Magazine」によれば、ナイキ社の売上は、3兆4,000億円(連結売上高 1米ドル=113円で換算)で、世界一を独走しているそうです。


アシックスはシューズの機能と品質を強みに業績を拡大してきました。ランナー用のランニングシューズでは国内外で高い人気を誇り、連結売上高の約8割をシューズが占めています。

その2

  これはランニングシューズ「ダイナフライト」の重量(27.0cm/片足)です。このシューズはアシックスの一般向けランニングシューズ(レーシングシューズを除く)で初めて300gを切ったという2016年秋冬ものの目玉商品です。
 ちょっと古い記事ですが、アシックスは1985年に世界で最も軽い(当時)マラソン用として100gに抑えたシューズを発売しています。タイム短縮のためにはシューズの軽量化も重要なポイントの1つになってくるそうです。


参考
【レポート】スポーツメーカー世界1位を独走「ナイキ」の財務状況を分析http://www.fashionsnap.com/the-posts/2016-04-27/nike/ 
快走アシックス、銅メダルへ布石――研究所増強、独プーマに迫る(NewsFocus)
2015/02/27 日経産業新聞
アシックス、世界最軽量のシューズ、マラソン用に開発――片足分100グラム
1985/06/03 日経産業新聞

取材:織田悠花
取材協力:株式会社アシックス