2015年11月5日木曜日

トアウェストカメラ歩き旅 2015/10/11

 トアウエストに行くのは初めて。名前を聞くのも、場所もどこにあるのかわからないままワクワクドキドキの遠足のようでした。トアウエストを知らないあなたに、少しご紹介!


トア・ウエストって?
 北を山手通り、東をトアロード、南をJRや阪急、西を鯉川筋に挟まれたのが、トアウエストと呼ばれるエリアです。高級ブランドが立ち並ぶ旧居留地のハイファッションエリアに対して、ここは若者を対象としたカジュアルエリア。個性的なオーナーズショップが集積している「衣」「食」をカジュアルに楽しめる街。大手資本の繁華街ではない雑居ビルが立ち並ぶどこにでもあるような都会の一角から自然発生的出来上がったところがおもしろさを醸し出しています。


 まずトアロードを山側に歩くこと5分。左手にヴィレッジ・ヴァンガードというお店が見えてきます。そのお店を左に曲がれば、そこはもうトアウェスト!入っていくと、中心にあるランドマーク的な建物、クロ二クス・ワークスのビルが姿を現します。

クロニクス・ワークスのビル

 入り口には、大きなオリーブの木。その後ろのサンルームみたいなのがカフェになっています。写真に収めると単なる雑居ビルですが、遊び心溢れる手作り感満載の建物です。
クロ二クス・ワークスのビルには、一階が服屋(モダナーク)とカフェ(モダナーク・パーム・カフェ)があり、2階~3階には、洋服や雑貨のお店(ジャンク・ショップ)あります。

1F モダナーク(洋服や生活雑貨のお店)

 モダナークのコンセプトは、ナチュラルでシンプル。飽きがこなくて、いくつなってもずっと大切に使い続けられるものを集めたそうです。沢山の雑貨がありましたが、一つ一つに個性があり、際立っていました。見ているだけでも楽しいです♪

1F モダナーク・パーム・カフェ

 モダナークカフェのおススメは《期間限定》のカボチャのチーズケーキ。ヘルシーで体に優しい玄米や野菜を中心とした手作りの食事や食材があり、女子はとてもうれしい。次は、期間限定のスウィーツ食べに行きます。実際に使っている玄米や新米も販売しているそうなので、みんなチェック☑

2〜3階 JUNK SHOP


 海外に来たような雰囲気が漂っていました。さすが神戸!海外からのブランドも多数あり、値段もお手頃でトアウェストに来たら行くこと間違いなし!


個性溢れるトアウエストのショップたち

どんなわたしに変身させてくれるのか 

オレンジな窓枠とトルソー

天気のいい日はオープンカフェも

「純喫茶」昭和の味わい

有名な古本屋さん「ざっくばらんなトンカ書店」

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コラム「トアってナニ?」 
 さて、トアウエストという名称ですが、これは地名でもなくてこのエリアに店を構えた人たちが勝手につけたなんちゃってネームです。ウエストは西、つまりトアロードの西にあるからトアウエスト。
 トアロードについて述べます。1868年に外国人が住んだり商いを営む場所として外国人居留地(今の旧居留地)ができました。また、外国人が住むことができる場所として雑居地が設けられ、山手の雑居地と外国人居留地を結ぶ道が整備されました。それがトアロードです。この道を外人さんたちは登ったり降ったりしていたんですね。その昔、外人さんたち御用達の店とか、外人さんたちが持ち込んだおもしろいものを売るお店とかができて、この坂道は賑わったんでしょうね。
 そう、トアロードのトアは、今から百年ほど前、トアロードの北端にトアホテルというたいそう立派なホテルがありました。それに由来するという説があります。
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 神戸には何度も訪れていますが、今までトアウェストを知らなかったことが残念と思うくらいトアウェストの街並みは、外国を味わえたり、昔の日本を味わえたり、どこのお店にも個性があふれていました。あなたも新しいマイブームを探しにトアウェストへGO!

取材:高松 美空