2016年2月2日火曜日

E.H BANKでお茶する贅沢 2016/1/10


 昭和初期のレトロモダンなビルが残る旧居留地。重厚で意匠を凝らしたビルを眺めながら歩けば、どこかの外国の旧市街地を散策している気分になります。


 さて、今回レポートするのは海岸通に立つチャータードビル。そこは、当時日本に進出した大手外資銀行の中では2番目に大きい規模だったチャータードバンクの神戸支店として1938年に建てられました。


 今回は、そのチャータードビルを当時のまま使ってカフェになっているE.H BANKというカフェにお邪魔しました!



金庫がトイレ!
木製の回転扉

店内


 お店に入るドアが、なんと木でできた回転扉でした。今までカフェで回転扉なんて見たことなかったので驚きました。この扉をくぐれば、そこには昭和モダンの世界が….

トイレ!

 一番奥にはトイレがあってその入り口はすごく重そうな鉄でできていて、なにこれ!?と目をひくようなものでした。これもまた当時のままで、金庫の扉として使っていた扉を今もそのまま使っているみたいです。



昭和モダンの世界に浸る

店内は仕事をしながらコーヒーなどを飲んでる人が多く、ソファ席はあまりなく椅子が多くてゆったりくつろげるというよりは、仕事、打ち合わせをしにくるようなカフェと感じました。キャラメルラテを飲んだのですが、あったかくて甘くてとても美味しかったです。


居留地に遊びに来たら、ちょっと背伸びしてE.H BANKでお茶しましょう。

E.H BANK
神戸市中央区海岸通9番地チャータードビル1F
http://www.kobe-kyoryuchi.com/cgi-bin/guide/info.cgi?shop_id=15
取材:小谷未奈