2015年10月25日日曜日

神戸街中探訪シリーズその3 和田岬特集 その2「北欧ビンテージ家具・雑貨・カフェ 専門店"北の椅子と"」2015/10/13



 和田岬特集!2つ目は、北欧の1960年代のビンテージ家具・雑貨・カフェを取り扱う家具屋さん「北の椅子と」!
 和田岬入ってすぐ。真横をJR和田岬線が通る場所に、赤い倉庫が目印!「北の椅子と」は建っています。木製のまごころが伝わってくる看板が目印!お店に入った途端、まさにそこは森の中。北欧デンマークで買い付けた商品が並び、木のぬくもりに溢れた空間が広がっています。
 60年代のデンマーク家具を扱う理由は、日本の狭い居住空間にピッタリで、現代の工業製品と違って、職人さんの技が見え隠れするからということだそうです。確かに工業化が徹底された現代の家具とは違う手作り感が伝わってきました。


観て触れて味わえるカフェ!
そして2階には、実際に店内販売されている家具や雑貨に触れながら、飲食が楽しめるカフェがあるのです! 個性的な照明が店内を照らす中、ふかふかのソファーに座れば、もうあなたは逃げられない。
 落ち着きと安らぎの空間、すみっこには子どもが遊べるスペースも完備されており、親子連れでも安心してお茶を楽しめる場所になっています。





カフェでほっこり
 

店内パネルに、おすすめと書いてあったプリンを食べてみました。


 食べる前にスプーンに注目!よぉぉぉぉく見てください。

 ワニのカタチ!たったひとつのスプーンにおいてもなんだか胸躍る!使われている食器も店内販売されているもの。ではプリンを食べてみましょう。口に入れたとたん、まず牛乳の風味に包まれ、そのあとに卵が駆け巡る。味のバランスが絶妙。カラメルソースをかけると、甘みの中にほんのりと苦みが混ざり、スプーンが進む進む!あっという間に食べきってしまいました。 続いて、季節の飲み物というものがあったので、その中の“新ショウガ”をソーダでいただきました。出てきたコップの底に本物のショウガが!ソーダで飲んでみたので、もちろんシュワシュワなのですが、ほんのりとショウガの味が…。ショウガが口の中でキュッとする感覚は、何杯でも行けちゃいそうでした。



木材の床や壁が落ち着きを演出し、倉庫のなかということを忘れてしまう空間が広がっていました。
 
 オーナーの服部さんは“長く暮らしと寄り添う家具”を提供できればいいとおっしゃっていました。丈夫そうでオシャレな「北の椅子と」の家具、多少お値段は張るのですがお金ができたらじっくり選んで買いたいな。

「北の椅子と」
神戸市兵庫区材木町1-2 TEL.078-203-4251
http://kitanoisu-to.com/

取材 西村成也