2015年12月13日日曜日

愛に包まれてルミナリエ 2015/12/12

毎年、格別な思いを込めて訪れるひとも多いはず、
ことしも来たよ!「第21回神戸ルミナリエ」。



元町駅前の車道に溢れかえる人々


 12月12日(土)、暴風で一部が倒壊するというアクシデントにもめげず開催、ということで夕方、JRに乗って元町へ。西口から駅を出ると、前の車道が夜のホコ天状態に。車道すべてを人が覆い尽くしている様をみて一瞬たじろぐ。まずは腹ごしらえということで、元町駅前の吉牛へgo!牛すき鍋膳(並)でエネルギーをチャージし、群衆の中へ。
 行列は旧居留地とは逆方向へ続く。小一時間は歩いたり立ち止まったり。花隈あたりで折り返し再び元町駅のほうへ歩く。参道?の両側には柵が置かれ、勝手きままに行列から外れたり合流したりすることは許されない。とにかくみんないっしょの方向に歩く。

夜の 旧居留地の街並みを味わいながら


鯉川筋を左に曲がったところで群衆の密度が薄れ歩きやすくなる。旧居留地の中に設定されたコースを南へ東へ、西へ南へずらずらと。1時間以上は歩いただろうか、暗い夜空の向こうに懐かしの電飾が...「今年も会いに来たよ、ルミナリエ」。
 感動で写メるひと多く行列は遅々として進まない。心の写メにしっかと刻みながら歩むごとに、光の回廊がどんどん迫ってくる。

 

光の回廊「フロントーネ」が迫る






イタリアかどこかの宗教歌だろうか、荘厳な調べがルミナリエを盛り上げる。この世でありこの世でないような、なにか神聖さを感じるのは私だけではないだろう。今年は、日本初公開となる屋根付きの回廊「ガレリアコペルタ(栄光への扉)」がフロントーネの後に続いているが、去年も今年も毎年すごい!そして、回廊を通り抜けると東遊園地に到着。「スッパリエーラ(薔薇の冠)」でまばゆい光に抱かれクライマックス。訪れたひとたちはみんなしあわせな顔になって 三宮の街に消えていくのでありました。


 ことしもいろいろあったけど、クリスマスもまだだけれど、ありがとう!また来年も見に来るよルミナリエ!募金もしたからね!



                                         取材:西村成也